(MCK譜庫)
(MCK譜庫の閲覧等)
(禁止事項)
- 九大マンドリンクラブ、九大マンドリンクラブ同窓会(MCK)の楽譜(スコア、パート譜等)を電子データで収録した楽譜集及びそのリストをMCK譜庫と呼び、九大マンドリンクラブ同窓会のホームページ(以下同窓会HPと称する)に保管する。
※MCK:Mandolin Collegium Kyushuの略で九大マンドリンクラブ同窓会の演奏活動部門
※所属員や会計上の交流などを考慮して、九大マンドリンクラブと九大マンドリンクラブ同窓会は、楽譜取り扱い上は同一団体として運営する。(以下九大として両団体を表す)
- MCK譜庫は、原則として九大内のみ公開する。(MCK譜庫リストに特別な注意書きがあるものは、その指示に従う)
但し、同窓会HP上は、著作権のある楽譜の九大外への流出を防ぐため、下記第3項の制限を設ける。
- 同窓会HPに登録した同窓会会員は、MCK譜庫リストの閲覧と著作権に問題がない楽譜の閲覧、ダウンロードができる。
※著作権に問題がない楽譜:①作曲者及び編曲者が死亡して50年を過ぎた楽譜
②旧巻となった雑誌に掲載されている楽譜
③作曲者及び編曲者が著作権を放棄した楽譜
- ホームページ管理者、MCK譜庫管理者、九大マンドリンクラブ指揮者及び特別に認められた者は、MCK譜庫の全ての閲覧、ダウンロード、新規・改定楽譜のアップロードができる。
また、ボランティア活動を行っている同窓会会員は所定の手続きにより、ボランティア活動向けの楽譜の閲覧、ダウンロードができる。
※特別に認められた者:ホームページ管理者またはMCK譜庫管理者の推薦により、同窓会役員会で承認された者
※所定の手続き:ボランティア用楽譜の閲覧申請書を譜庫管理者に提出して承認を受ける
※九大マンドリンクラブ幹事長は就任時に部員リストを更新し同窓会に提出、ホームページ管理者はそのリストで指揮者の閲覧権の見直し及び学生会員の登録資格の見直しを行う
- MCK譜庫は原則として九大以外には非公開とする。
- MCK譜庫の楽譜のコピーは、九大内であってもCD等への大量電子コピーは厳禁とする。
(コピー要求への対応)
- 九大内からの楽譜コピー依頼分は、紙、またはメールで渡す。
- 外部団体(その団体に所属するOBも含む)からの楽譜の依頼には、著作権に問題がないと思われるもののみ対応する。
- 外部団体からのMCK譜庫リストのコピー依頼には、原則として対応しない。
(新しい楽譜の登録)
- 九大マンドリンクラブが新しい楽譜を入手したときは、楽譜係の代表者が登録する。
- MCKが入手したときは、第4項の、改定権限を与えられた者が登録する。
- 著作権や、版権に特に問題があると思われるものは「九大外持ち出し禁止」等の注意書きをMCK譜庫リストに記載し、その楽譜の出所(刊行物・出版社名等)、原譜の保管者も明記する。
- 著作権や、版権に問題がないと思われる場合も、極力その楽譜の出所を明記する。
(番号体系)
- MCK譜庫の番号体系は下記とする。
・マンドリン合奏曲(三重奏以上) ○○○○ 数字4桁のランニング番号
・マンドリン独奏曲(二重奏を含む) S○○○○ 頭にSをつけた数字4桁のランニング番号
・ギター合奏(二重奏以上) G○○○○ 頭にGを付けた数字4桁のランニング番号
・ギター独奏(二重奏含まず) GS○○○○ 頭にGSを付けた数字4桁のランニング番号
・同一番号に、原譜、Finale浄書譜(PDF)など複数の種類の楽譜があるときは、4桁の数字のあとのサフィックスで区分管理する。
・原譜のサフィックスはできるだけ0(ゼロ)を使用する。
(MCK譜庫リスト)
- MCK譜庫リストにはMCK譜庫に登録した曲の、曲名、作曲者、編曲者、楽器編成、保有刊行物と保有者刊行物の出版社名、その他特記事項 等を記録する。
- 作曲者、編曲者欄にはわかる範囲で極力、生没年を併記する。
【参 考】
(MCK譜庫作成の経緯・背景)
2008年(平成20年)、現役役員等から、九大キャンパス移転後の伊都キャンパス部室が狭く貝塚部室の楽譜保管棚が移設できない、また楽譜が老朽化で変色したり破損したりしている等、楽譜保管の悩みが同窓会に投げかけられた。
同年7月、現役役員(猿田恵輔幹事長、藤井美香楽譜係)と同窓会役員(高宮哲郎副会長、川上俊一幹事長)MCK(藤井好三郎氏)が協議し、解決策として楽譜の電子化を進めることが合意され、MCK藤井氏がスキャンニングによる取り込みを開始した。
このプロジェクトは2009年3月の同窓会総会で同窓会事業と認定され、また90周年事業としても認定された。
2009年10月にスキャンニングがほぼ完了した時点で、上記メンバー(楽譜係のみ寺本氏に交代)で第2回目の打合せを行い運用ルールを決定した。
この楽譜集には、もともと藤井氏が収集していた楽譜に九大マンドリンクラブの楽譜を加え、さらに複数の関係者から大量の楽譜寄贈が加わっている。