「100周年記念演奏会を終えて及び会長就任のご挨拶」      

九州大学マンドリンクラブ同窓会会長 藤井 好三郎

 創部100周年記念演奏会は、皆様の非常に大きなご協力により、記憶に残る演奏会として無事終わることができました。心より感 謝申し上げます。コロナのため開催が2年も延びてしまい、その間いろいろなトラブルや意見の衝突などもありましたが、終ってしまった今では不思議に、みんな愉快で楽しい思い出になっています。
 第1ステージは現役学生によるオリジナル、第2ステージは3人のソリストによる協奏曲、第3ステージは馴染みのある比較的ポピュラーな曲、とそれぞれ特徴のある曲目を立派に演奏し、第4ステージの「失なわれた都」は私の年代に初演した曲で、感動しながら弾かせて貰いました。そして、アンコールの「博多の祭り」の中で「祝いめでた」を楽譜上は観客に歌って貰うことになっていましたが、コロナで観客の大声禁止のため歌なしで進めていたところ、本番の1週間前に陶山会長が、自分も歌うから演奏者で歌えないかと提案され、急きょ歌い手3人を選出。これが、見事にいい雰囲気を作って、和みがあり且つ盛り上がった演奏会ができた、と思っています。 九大マンドリンクラブの底力を感じました。
 会長就任の件ですが、当然もっと若い方がなるものと呑気に考えていたら、突然、若い人のなり手がいないと私に話が回ってきて、こういうことであまりもめるのは良くないと思い、2年間のショートリリーフで、引き受けさせて頂くことにしました。 これまでの会長は橋本武さんから始まり、すごい経歴の社会的重鎮ばかりで、私のような超軽量級の人間が就くのは恥ずかしい限りですが、私の次はやり易くなると思います。
 九大マンクラ同窓会の火を消さぬよう、微力ながら努力しますので、皆さまのご支援を御願い致します。